戦国中山王圓鼎を習う(32)「右寡人使」

「右」:ここでは「佑」の意で用いています。前の字「左」と合わせた「左右」が「佐佑」(補助)する意となります。

「寡」:登場は3度目となります。最終の縦画はほぼ中心に据えます。

「人」:5回目です。人偏を使う字でも「信」の場合は、子を身ごもった姿である「身」を用います。

「使」:「辶」と「吏」からなりますが、「使」の異体字です。前述したように、行人偏と「止」からなる字は、そのどちらかを略す場合があります。