戦国中山王方壺を習う(58)

「不(順)(於)人   人に順ならざる(なり。)

「不」:6回目です。

」(順):2回目です。

」(於):4回目です。

「人」:人の側身形です。方壺では5例ありますが、その最初のものです。西周金文では頭部、躯本体、足と一筆で書き、その後に腕を加える形が多くなりますが、甲骨文では頭部から腕と書くのが主流で、中山篆も同様です。