戦国中山王方壺を習う(47)

(易)立(位)ム(以)内」  (臣と宗と)位を易うるに(遭う。)以て内には

」(易):珠玉である「日」とそこから発する光を表す「勿」(ブツ)とからなる「易」が2つ、片方を倒形にして組み合わせた形をしています。「日」の部分が明瞭でない拓があるので注意が必要です。ここでは「あらためる・かえる」意となります。ちなみに、玉を台座に載せた状態は「昜」(ヨウ)です。

「立」(位):人が正面を向いて立つ形。「立」は「位」の意を持っています。

「ム」(以):9回目となります。

「内」:家屋の入り口の形です。入り口の外枠である「冂」(ケイ)と入り口のくぐる部分である「入」とからなります。中山篆には肥点が入ります。中山器での用例はこれが唯一のものです。戦国期以降、これを「納」に用いるようにもなります。