戦国中山王方壺を習う(75)

「君子之不   (新)君の子之と、(禮義を用い)ず、

「君」:4回目です。

「子」:5回目です。

「之」:8回目です。

「不」:10回目です。この字は花の花弁・おしべ・めしべ・花托を支える萼(ガク)の形であるとされています。頭部の一画は甲骨文には見られず、春秋戦国以降になってからその字例が出てきます。中山諸器にも有無2つのパターンがあります。