戦国中山王方壺を習う(61)

「人臣而(反)   人臣と(為り)て,反って

「人」:3回目です。

「臣」:2回目です。

「而」:4回目です。

」(反):声符は「反」(ハン)で「返」と同字。ここでは音通により「反」として用いています。「反」は厓に手をかけてよじ登ろうとする様。この「」は中山諸器では方壺と円壺それぞれに一つずつ登場します。「反」の手の部分「又」の上にある鬚状の画は「賢」字にもみられる装飾的増画ですが、方壺の場合にあるものの、円壺の場合は前半の粗略な刻銘の部分にあたるため省略しています。