戦国中山王方壺を習う(64)

(將)與(吾)君   将に吾が君と

」(將):2回目です。

「與」:2回目です。

」(吾):「虍」と「魚」とからなりますが、何れが声符かは不明です。「吾」は祝祷の器の上に厳重な蓋をする形で、両字の構造には大きな違いがありますが音通しています。中山国の故地は「蒲吾」(ホゴ)で、もと地名を表記する字であったようです。

「君」:2回目です。