印文を古典から採取する 《秦公鎛》の場合

家蔵《秦公鎛拓》から印文と風趣を採取した作品です。

拓は家蔵拓と二玄社中国法書選の2つを並べてみました。印刷された法帖でも良いのですが、やはりレンズ一つで捉えた平面情報。原拓の場合の『立体感』は創作意欲をより一層掻き立てます。拓影の姿態をもとに、より美しく自分なりに意匠を加えて再構築します。

「翼受明徳」とは「明徳を守り受けること」です。

翼受明徳(秦公鎛)
98㎜×23㎜
秦公鎛拓(家蔵)
秦公鎛拓(中国法書選)

コメントを残す