近作紹介 「臨陳曼簠」

近作のご紹介です。 「臨陳曼簠」
この作品は、先月開かれた栃木県書道連盟会員展に出品したものです。
今回は栃木県総合文化センターが改修中のため、会場が宇都宮市文化会館になりました。
例年と比べて展示スペースが狭くなりましたので、色紙の小作品にしてみました。
内容は、中国戦国期、陳国の青銅器銘文から「陳曼簠」を臨書してみたものです。
この時期の篆書の魅力は、何といっても列国間に個性の競演がみられる点にあるようです。

臨陳曼簠
釈文[斉陳曼不敢逸康、肇勤経徳、作皇考献叔饙盤、永保用簠] (※現代字をあてています。)

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