「詩書爲伴」や「與詩書爲伴」は中国では小説などでもときどき目にする言葉のようですね。この印は、今から16,7年ほど前に、中国浙江省杭州市の画家賞竹老師の嘱に応じて刻した印です。当時は、栃木県と浙江省が友好提携締結15周年を迎えるのを記念し、栃木県書道連盟と浙江省書法家協会による「栃木県・浙江省書法友好交流展」を西湖を臨む景勝地に立つ西湖美術館で開催しようとしていた時で、栃木県側の事務局長として、その準備のために現地との間を慌ただしく往来していた時だったと記憶しています。今ではとても懐かしい思い出となっています。