家蔵の沈尹黙楷書八言対聯をご紹介します。
台湾の書法・篆刻界の基盤を築いた泰斗である王壮為は、重慶にいたときにこの沈尹黙の知遇を得、晋唐の華麗な書風に加えて趙孟頫や文徴明の飄逸な味わいを学んだといわれている。一見、派手さは無いように見えるが、王羲之の流れを汲んだ品格のある佇まいの書である。

家蔵の沈尹黙楷書八言対聯をご紹介します。
台湾の書法・篆刻界の基盤を築いた泰斗である王壮為は、重慶にいたときにこの沈尹黙の知遇を得、晋唐の華麗な書風に加えて趙孟頫や文徴明の飄逸な味わいを学んだといわれている。一見、派手さは無いように見えるが、王羲之の流れを汲んだ品格のある佇まいの書である。
