
満窻明月満簾霜 被冷燈殘払臥牀
燕子樓中霜月夜 秋來只爲一人長
満窓(まんそう)の明月 満簾(まんれん)の霜
被 冷(ひひ)ややかに 燈(ともしび)残(うす)れて臥牀(がしょう)を払う
燕子楼(えんしろう)中 霜月(そうげつ)の夜
秋来(しゅうらい) 只一人の為に長し
満窻明月満簾霜 被冷燈殘払臥牀
燕子樓中霜月夜 秋來只爲一人長
満窓(まんそう)の明月 満簾(まんれん)の霜
被 冷(ひひ)ややかに 燈(ともしび)残(うす)れて臥牀(がしょう)を払う
燕子楼(えんしろう)中 霜月(そうげつ)の夜
秋来(しゅうらい) 只一人の為に長し
栃木県書道連盟 第62回会員展に出品した作品です。
李白の詩「把酒問月」の第5句から第8句までを書いたものです。
皎如飛鏡臨丹闕 皎として 飛鏡の丹闕に臨むが如く
緑煙滅尽清輝発 緑煙 滅し尽くして清輝発す
但見宵従海上来 但だ見る 宵に海上より来たるを
寧知暁向雲閒沒 寧んぞ知らん 曉に雲間に向かって没するを