大浦舟人(号:星齋)
1954 東京都に生まれる。
1977 栃木県芸術祭にて奨励賞受賞。以後計7回入賞。
1982 篆刻・篆書を小林斗盦に師事。
1988 読売書法展にて特選、89年にも特選。
1990 第22回日展に入選、以後92年、94年、95年、97年同展入選。
1991 第1回中国浙江省書法芸術祭にて首席。
1996 栃木県文化奨励賞受賞(書部門初)。県芸術祭審査員就任。
1997 『現代日本篆刻名家100人印集』(芸術新聞社刊)に作品所収。
1998 下野の書展代表作家就任。 同志と栃木県青年書作家協会を設立。小林斗盦社中、読売書法会、謙慎書道会を退会。
1999 大浦舟人篆刻展開催。
2001 白川静に薫陶を受ける。文字文化研究所(白川静理事長)会員。
栃木県青年書作家協会会長就任。
2002 栃木県書道連盟事務局長就任。
全日本高等学校書道研究会常任理事。同研究会栃木大会にて研究部長。
授業公開。テーマ「『白』に語らせる書表現」
2004 NPO法人文字文化研究所(白川静理事長)理事に就任。
2005 文化教養講座「金文の世界―漢字の起源をたどる―」全6回開講。
[主催:栃木県文化協会・栃木県青年書作家協会・下野新聞社、後援:NPO法人文字文化研究所(白川静理事長)]
2006 篆刻入門講座開講。(栃木県文化協会・栃木県青年書作家協会・下野新聞社後援)
2006 白川静逝去(享年96)。
2007 小林斗盦逝去(享年93)。相次ぐ両巨星の卒去に、齋号を「觀星樓」と改名。NPO法人文字文化研究所退会。
2009 浙江省書法家協会との書法友好交流事業に栃木県書道連盟事務局長として尽力。
2010 下野書道会理事就任
下野談書会設立(書画・拓本・印譜・文房四宝など、所蔵する文物を持ち寄り品評研修)
2011 尼雅(ニヤ)出土封検レプリカ制作企画監修(販売:教育図書(株))
2014 県立宇都宮高等学校を最後に書道教師を定年退職。観星楼書道篆刻研究院設立。
第4回宇都宮美術の現在展(宇都宮美術館)に出品。
2015 日光東照宮式年大祭にて大字揮毫奉納。「神気降臨」披露。
2016 中国河北省中山国文化研究会・同省中央電視台中山国ドキュメンタリー番組の 取材を受く。(自宅)
個展「師古遊心―書と篆刻の風景 星齋 大浦舟人展」開催。
2017 中国河北省中山国文化研究会主催「中山篆書法篆刻学術報告交流会」(河北師範大学博物館他)から招聘。「中山篆の風格に学ぶ―方壺銘を中心として―」と題して研究発表。
2018 栃木県・台湾書法篆刻友好交流展(台湾高雄市文化センター至真堂・栃木県総合文化センター)に出品。
2019 第5回宇都宮美術の現在展(宇都宮美術館)に出品。
2020 生誕110年記念「白川静『文字講話』に学ぶ」(全3回)開講。
篆刻入門講座「干支印を彫ってみよう」開講。以後、毎年開催。
2021 「没後五十年豊道春海の書」展(栃木県立美術館)にあわせた記念特別講演「豊道春海の足跡を辿る」(栃木県書道連盟主催)の講師をつとめる。
2022 豊道春海顕彰会会報(第17号)に「豊道春海と日本芸術院」と題して特別寄稿。
栃木県写経倶楽部設立。日光山輪王寺写経会開催(12月)。以後毎年開催。2024は黒羽大雄寺。下野市写経倶楽部設立。各派寺院巡りなど以後2024までに12回開催。
2023 大田原市妙徳寺「豊道春海展」にあわせ、同展および同市内に所蔵する寺院巡る研修会を主催。
第48回下野の書展に大作「戦国中山篆千字文考」を発表。
2024 栃木県書道連盟会長に就任。
下野薬師寺の寺名復興記念事業として、寺名標柱の揮毫および寺印の謹刻。
臨書学習資料「孔子廟堂碑」の発表。
2025 第6回宇都宮美術の現在展(宇都宮美術館)に出品。
栃木県談書会設立。
現在: 栃木県書道連盟会長・下野書道会理事
主な作品収蔵先
栃木県教育委員会教育長室 [鋳人懐](縦50 × 横130)
下野市庁舎貴賓室 [師古遊心](縦94 × 横168)
藥師密寺(下野市) [紺紙金泥銀罫呪文結界般若心経](縦50 × 横145)
同 [陶然忘機](縦50 × 横160)
福城寺(小山市) [菜根譚七言二句(対聯)](縦180 × 横50 × 2)